
『ここで働けて良かった!』 行田総合病院の奨学生レポート - 行田総合病院
目次 1 行田総合病院の奨学金制度 2 奨学金の不安を解決!後輩看護師 石原さんQ&A 3 奨学金の不安を解決!先輩看護師…
聖マリアンナ医科大学病院には、入院患者さんの急変時に素早く医師や看護師が駆けつける「院内救急対応システム(RRS)」があります。さらに、急変自体が起きないようにする活動も行われています。その活動の主体となるのは「クリティカルケアナースラウンドチーム」です。
クリティカルケアナースラウンドチームとは、救急看護、集中ケア、手術看護の3領域の認定看護師と、急性・重症患者看護専門看護師というクリティカルケア領域のスペシャリスト10名からなる看護師チーム。急変のリスクが高い入院患者さんの状態をチェックし、適切なケア方法を担当看護師に指導するほか、患者さんの異変を察知した病棟看護師からの相談にも即座に対応しています。
患者さんの急変後に医療スタッフが介入して命を取り留めても、後遺症により退院後の社会復帰が困難になるケースも少なくありません。そこで、病態が悪化する兆しを見逃さず、より安楽に過ごせるケアを提供することで、急変の発生を未然に防ぐのがクリティカルケアナースラウンドチームの使命。彼らの高い観察眼と知識・技術力、病棟看護師との連携プレーにより、患者さんの命が守られているのです。
私たちは毎朝、急変リスクの高い患者さんを訪ねて各病棟を回ります。急変の6~8時間前には呼吸や脈拍に兆候が現れるといわれています。その兆候を我々チームはもちろん、患者さんの最も身近にいる病棟看護師が気づくことが重要。そのため日ごろから病棟訪問時に、注意して観察すべきポイントを看護師へ指導するほか、看護師向けの学習会を開いて院内全体の看護スキルの向上にも努めています。病棟看護師の相談を私たちが受け、私たちの目が行き届かないぶん病棟看護師が常に患者さんの状態を把握して…、とお互いカバーしあう存在です。
急変に至る前の適切な対応により、結果的に後遺症もなく患者さんが退院していくのは嬉しいものです。また、急変の予兆をキャッチし、発動させる「院内救急対応システム(RRS)」のメンバーに日々のラウンドで得た情報を共有したり、急変リスクが高い患者さんに対して延命か緩和ケアかなどの求める治療方針を事前に聞いておいたりすることで、いざ急変が起きた場合も適切に素早く治療できるようになっています。
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