
実習指導者から看護学生へ心からのエール 私たちが伝えたいこと - 聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院
実習指導者インタビュー その2 当院の実習では、実習指導者が実習生一人ひとりとしっかりと向き合い、一緒に看護を探求しています。学びや…
クリティカルケアナースラウンドチームには現在、認定看護師・専門看護師の資格を有する精鋭10名が所属しています。患者さんの生命を左右するクリティカルケア領域において、メンバーはどういった気持ちで日々活動しているのでしょう。
急変が起きる6~8時間前には、目で見て、触ってわかる症状が身体に現れると言われています。普段の患者さんと何か違う、少し元気がないな…という些細なサインが現れることも。そうした変化を見逃さずに判断できる視点、知識を普段から深めることが、とても重要だと考えています。
急変のおそれがある患者さんをどのように看護するべきなのか、病棟看護師から相談を受けることがあります。どう対応するかを一緒に考え実践し、またチームメンバーと情報を共有しながら、継続して患者さんを見ていけるのが私たちの強み。ラウンド時に伝えたアドバイスが現場に不足していた知識を補うことになり、新たに得た知識を元に病棟看護師が医師に対処を打診することにつながっている点にも、私たちの活動の意義を感じています。
これからも病棟看護師と看護を共有しながら患者さんの状態を見極め、苦しい状況にある患者さんを1人でも楽にしてあげられるような活動をしていきたい。患者さんの笑顔のためにがんばっていきたいです。
きちんと急変の予兆を見抜けるか、担当医の医師へスムーズにつなぐことができるか…。院内の重症患者さんのラウンドを担当する日は、毎回とても緊張します。また、病棟看護師の業務を妨げないようにすると同時に、心配や不安がないか確認することを忘れないように心がけています。ラウンド時は「何かおかしい」をキーワードにして話を聞き出すようにしています。病棟看護師が普段、患者さんに接しているなかで「ちょっといつもと違う」と感じ取ることが、急変の早期発見につながるのです。
急変のケースとして、敗血症にともなう状態悪化が多くあります。そこで「状態悪化のレベルを判断する評価指標を用いて観察を強化しましょう」と病棟看護師に提案しました。するとさっそくその方法を導入し、看護記録に記載して危険度を共有したり、評価した危険レベル値を医師への報告の際にも活用したりと、患者さんの急変が防げるように取り組んでくれています。今後も患者さん、ご家族にとってよりよい医療・看護が提供できるように、病棟看護師のみんなと一緒に協力していきます。
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