現場活動のほかDMAT隊員のもう一つの大切な役割は、院内で災害対策の知識や技術を広めていくことです。病院内のリスクマネジメントと言えば院内感染や医療事故対策がメインでしたが、ここ数年で災害対策についての意識も高まってきています。院内の災害対策委員として、防災訓練や院内研修を企画している隊員たちの努力が実ったと思うと嬉しいですね。災害拠点病院として地域に貢献するため、院内の活動からも手を抜けません。


私は新人時代から15年間ずっと救命にいました。小児から高齢者までが対象ですし、治療領域を限定しない幅広い知識と技術が必要なことも災害医療と共通する部分は多いと思います。でも、隊員養成の訓練を終えて救命に戻ったら、どういう観察方法で、どんな流れで対応していけばいいか、以前より深く理解できたんです。今は病棟勤務ですが、日々の業務に災害医療のエッセンスを加えることでこれからもスキルアップできると感じています。
























