上尾中央総合病院がプリセプター制度を廃止して今年で2年目。プリセプターを知らない新人看護師の第2世代として『FLAP!』に登場した2人が、教育責任者や2年目の先輩、看護部長を紹介します!
プリセプターシップの廃止を決断した看護部長に、2年目を迎えての感想をじっくり語っていただきました。第1世代、第2世代の看護師たちを温かいまなざしで見守る部長の、教育システムにかける情熱と想いとは?
第1世代も第2世代も自ら学ぶ姿勢がある

若手の看護師からも
気軽に話しかけられる
人気者の看護部長
プリセプター制度を廃止したのは、いつでも学べる環境作りをしたかったから。月10日の休日と5日の夜勤がある勤務体系では、プリセプターの不在はのべ20日間におよびます。そこで、4年以上の経験を持つ指導責任者を中心に、部署の全員で新人を指導していく体制に変更しました。
昨年、初めての試みの中で入職してくれた、いわゆる「第1世代」の看護師たちは1人も欠けることなく2年目を迎えました。卒業した学校に顔を出すと「プリセプター制度がなくて大丈夫なの?」と問いかけられるようですが、誰もが「とてもいい環境」だと答えてくれていると聞き、うれしく思っています。
プリセプター制度を廃止したことで自分から学ぶ姿勢が身に付くこともメリット。第1世代も、今年の新人である第2世代を見ても自立していて責任感があるし、「教えてもらっていないからできない」という言い訳をしません。このような状況を作ることができて、看護部長としてはうれしい限りです。
特徴ある教育制度と環境整備でやる気を喚起

バッジの色で現在のレベルが
一目瞭然になるラダー制度を導入
やる気のある看護師に恵まれた今、よりよい環境を作っていくのも私の役割だと思っています。たとえば、新人が色々な部署を体験して希望の配属先を選べるジョブローテーションでは、今年から全部署を回れるようになりました。また、今年から始まったラダー制度では、色別のキャリアラダー認定バッジを作り、各人がどのレベルなのか一目でわかるようにしました。達成感があるうえ、「もっと学ばなければ」という気持ちにさせられる、いい制度だと思っています(笑)。
また、認定や専門看護師など、スペシャリストとして働ける人材を育てるシステムも作っていくつもりです。実際、今年は認定看護師が5名増えて8名になり、来年は2ケタになる勢い。当院は19もの認定看護師の分野をカバーしているため、スペシャリストを目指したい方には最適の職場だと思います。5年以内には新館も完成し、がん拠点病院や三次救急医療を実施できる病院へと前進していく予定。看護師の増員に合わせて新しい保育所も計画中です。上尾市の医療を担っているという誇りを持って、前向きに働いてもらえたらうれしいですね。
(終わり)






















