新人教育の現場から〜みんなで教えてみんなで育てる〜
プリセプター1人ではなく病院全体で新人を育てる環境

池田 裕季子さん(看護部主任 ICU担当12年目)
今年からプリセプターシップのかわりに、経験4年以上の看護師の中から新人教育にあたる「指導者」を選任しています。指導する側の経験年数がやや高くなり、人数もぐんと増えたので、担当看護師1人が必死に指導するのではなく、病院全体に「新人をみんなで育てていこう」という環境ができてきましたね。
私が担当するICUにも新人が配属されて3~4か月たちました。ICUは重症度が高く私たちでも緊張する場面が多いので、新人は怯えて手が出せなかったり、自分が思うような看護ができないと感じているかもしれません。そうしたICUの特殊性を考え、新人教育では1日中、指導者の誰かが必ずそばについています。患者さんにお薬を使うにも何をするにも、すぐに聞ける、教えられる距離感で指導者がいるので、安心して働けると思います。
一般病棟経験もなくいきなり ICUですから大変ですが、本人の希望配属ということでヤル気いっぱいで頑張っているので、日ごとに成長していますね。
プリセプター1人ではなく統一感のある指導でデメリットを補う工夫を

指導風景(ICU)
プリセプターシップをやめたことで、指導する側の業務面や精神的な負担が軽減され、新人も依存心や甘えを出さずに頑張れていると思います。ただ注意すべき点もあります。たとえば、いろいろな指導者に教えてもらえる環境になったことで、逆に誰を頼っていいのか戸惑いを感じることも...。
指導する側がウェルカムな体制をつくることと、新人自ら積極的にコミュニケーションする姿勢が大切になりますね。また多くの指導者が関わる際に、指導方法や内容が微妙にズレてしまうと、教えられる側は混乱してしまいます。指導方法や内容、表現のレベルに統一性を持たせることが今後の課題ですね。
教育システムや労働環境が充実しているから長く働ける!

指導風景(ICU)
プリセプターシップ廃止でもわかるように、当院の教育システムは、当院と看護師の現状に即したとても実際的で充実した内容です。クリニカルラダーを取り入れていますし、秋には当院研修センターで地域医療に携わる看護師を対象とした独自のマネジメント研修のプログラムも開講する予定です。
労働環境面では休日が多いこと、最寄りの上尾駅から徒歩3分のアクセスのよさ、24時間保育が可能な保育園が設置されていることなど、人生設計やキャリア設計に合わせて長いスパンで働ける環境が整っているので、とてもオススメですよ。
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