成田赤十字病院看護部レポート「認定看護師を徹底分析〜通院治療センター長が語る認定看護師の役割〜」 | 看護師のまど


2010/01/19更新

成田赤十字病院看護部レポート「認定看護師を徹底分析〜通院治療センター長が語る認定看護師の役割〜」

千葉県唯一の赤十字病院として、また地域がん診療連携拠点病院として周辺のがん患者を支える成田赤十字病院。ここで働く、がん化学療法看護認定看護師の篠木貴子さんに認定取得のきっかけや他職種との関わりを聞いた。

通院治療センター長が語る認定看護師の役割

通院しながら化学療法を受ける患者さんを専門で治療している「通院治療センター」。院内の外来、化学療法の質を標準化する役割も果たしている。こちらのセンター長である脇田医師に、施設の意義や認定看護師の役割についてお話を伺った。

専門性の高いスタッフが求められる外来治療。

「各病棟だけでなく院内全体を見て」と篠木さんにアドバイスしてくれたのは、副院長も務める脇田センター長。
成田赤十字病院 副院長
通院治療センター
センター長 脇田久医師

―「通院治療センター」の役割を教えてください。

脇田 ここでは、外来で化学療法を受ける患者さんを専門に治療しています。様々な診療科の患者さんがいらっしゃいますが、どんな患者さんにも均等で良質な治療を受けてもらえるよう対応しています。病棟では各科ごとにバラバラな化学療法が行われてきましたが、センターができてからは標準化した化学療法を全病棟で行っているんですよ。医師、看護師、薬剤師が協力し、それぞれの専門性を活かした治療を進めています。

―センターにとって認定看護師の篠木さんはどんな存在ですか?

脇田 お世辞ではなく心から、この施設の中心的な存在だと思っています。看護の現場での活躍はもちろんのこと、2ヶ月に一度行われる「化学療法委員会」でも精力的に活動してもらっています。発表のための資料を作って、現在の問題点を提起してもらうこともありますね。化学療法の標準化と各病棟スタッフへの普及についても、頼りになる存在です。

「各病棟だけでなく院内全体を見て」と篠木さんにアドバイスしてくれたのは、副院長も務める脇田センター長。
「各病棟だけでなく院内全体を見て」と
篠木さんにアドバイスしてくれたのは、
副院長も務める脇田センター長。

―今後のセンターが目指すものは何でしょうか?

脇田 DPC(診断群分類による包括請求制度)の導入により、ますます外来率は高くなっていくだろうと思われます。次世代の「通院治療センター」は個室も備え、日帰り病棟のような存在になるでしょう。外来で高度な治療が行われることになるため、より専門性の高いスタッフが求められます。今まで看護師は医師のように専門分野に分かれていませんでしたが、今後はどんどん専門化が進むはず。篠木さんのようなスペシャリストが増えることで、センターも病院も充実すると思います。

―認定看護師の活躍の場は、ますます広がりそうですね。ありがとうございました!(終わり)

FLAP!vol.14(2010年1月発行)では、認定看護師・篠木さんのお仕事内容を紹介!まだ読んでいない人はこちらもチェック!
(PDF版)

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