聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院看護部レポート「災害対策チーム(緊急災害時、入院患者や地域住民の安全をしっかり確保)」 | 看護師のまど


2009/07/17更新

聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院看護部レポート「災害対策チーム(緊急災害時、入院患者や地域住民の安全をしっかり確保)」

災害対策チーム
~緊急災害時、入院患者や地域住民の安全をしっかり確保~

ある日突然、地震や火事が起きたとき院内の安全を守るのがこのチームの役割。患者さんや周辺住民を守るために、どんな活動を行っているか聞いてきたよ!

お仕事紹介!
地域中核病院として地元住民向けのイベントも開催

災害備蓄倉庫

災害備蓄倉庫

災害備蓄倉庫
3日分の水や非常食、
救命セットがぎっしり
詰まった災害備蓄倉庫

阪神淡路大震災を契機に、より強化されるようになった院内の安全確保。医師や看護師、栄養士、薬剤師、画像技師、放射線技師などから成る災害対策チームのメンバーは、消防隊などと連携して、院内の患者さんや職員の安全を守る役割を担う。

毎月1回実施される各部署ごとの火災訓練の準備と評価を行うほか、年1回地元の消防署と総合防災訓練を行っている。訓練前には避難経路や防災用具の確認、訓練時には指示や命令系統の内容やタイミングをチェックする。チーム内のリンクナース以外に、各部署に防災担当者がいるため、隅々までスピーディに命令系統が伝わるように日ごろから訓練している。

地域中核病院、災害拠点病院として地域社会に貢献することも求められるため、市民向け防災対策講座などをチーム主催で開催することも。地域の救命蘇生率の向上が目的の一つだ。

救命救急センター師長 山崎美鈴さんにインタビュー
「すべての患者さん、職員の命を守れる病院を目指す」

救命救急センター師長山崎美鈴さん
救命救急センター師長
山崎美鈴さん

医療器具が入ったバッグをかついで、災害現場へ駆けつける
医療器具が入ったバッグをかついで、
災害現場へ駆けつける

「いつ災害が起きても大丈夫!」と
思ってもらえる対策をしていきたい

災害が起きたときに率先して院内の安全を守るのが、私たち災害対策チームの役割です。的確な指示系統と速やかな行動によって、救える命を一人でも多くすることが目標。また院内の安全だけでなく、災害拠点病院として地域医療に貢献することも私たちの役割の一つなんです。地域の救命蘇生率を上げるため、災害対策チームや救命センター合同で市民向けイベントを開催したことも。

最終的には「いつ災害が起きてもこの病院にいれば大丈夫」と患者さんや職員、地域の方々に思ってもらえる体制を整えたいですね。災害医療の場合は正解があるわけじゃないので、スタッフは少しずつ経験を重ねて応用力を身に付けるようにしています。災害時も動揺せず冷静な指示を出せるよう、メンタルコントロールも強化中。そうすることで「限られた資源で最大限に最善を尽くす」ことができる体制づくりを目指しています。

チームの皆さんに聞く「山崎師長ってどんな人?」

総務課 北岡大樹さん
「どんなことでもサラッと教えてくれるお姉さん」

僕は災害時の食料や緊急時の薬品や機材の管理を担当しています。山崎さんは災害対策についてズブの素人だった僕を、知識面、精神面ともにサポートしてくれました。何を聞いても答えてくれるし、まるでお姉さんのように頼れる存在です。今までずいぶん助けてもらったけど、これからもよろしくお願いします!

リンクナース 富岡淳子さん
「元気ハツラツ!な山崎さんについていきたい」

救急の師長という立場もあって忙しいのに、いつも明るく元気なところが魅力的。山崎さんが理想に掲げている「いつ災害が起きても大丈夫な病院」を、私も一緒に目指していきたいなと思っています。どこまでも、ついていきますよ!

実践力と専門知識がアップするリンクナースのお仕事とは?

病院で重要な役割を担っているというリンクナース。いったいどんな人たちが、どんな仕事をしているんだろう?

3つの医療チームとそこで活躍する先輩ナースに注目!

看護師や医師、栄養士、薬剤師...、多彩な職種が協力して専門的な活動を行っている8つの医療チーム。そのうち、栄養サポート、緩和ケア、防災対策の3チームで働くスタッフに仕事について聞きました。リンクナースが憧れる先輩ナースの活躍もチェックしてね。

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