看護師国家試験対策講座2008「Vol.06 直前最終アドバイス」 | 看護師のまど


2009/02/09更新

看護師国家試験対策講座2008「Vol.06 直前最終アドバイス」

国家試験まで残りわずかとなりましたね。緊張していますか?今まで精一杯頑張ってきたでしょうから、自分に自信を持って頑張ってきてください。

新出題形式は怖がらない

繰り返し述べている通り、看護師国家試験は落とすための試験ではありません。ですから、「五肢択一」「五肢択二」「写真などの視覚素材」の問題が取り入れられても、それによってレベルが高くなるわけではないと予想しています。

特に、写真等の視覚素材は「今まで平面の図表だったものがより分かりやすい写真になった」と前向きに考えた方がいいでしょう。平面図だったものがよりイメージしやすくなるわけですから、いままでの平面図に対する対策のまま十分に対応できます。

五肢択一、五肢択二は正確な知識がよりためされるだけと考えてください。以前述べましたように、看護師国家試験は100の曖昧な知識より、60、70の正確な知識がある方が合格を手にできます。看護師になった際、「何となく」で行う行為はないはずです。1つ1つの正確な判断、知識、技術が必要です。その基本は変わりません。ですから、今までの勉強を細かくきちんと整理していれば大丈夫です。焦らずに、ペースを乱さないでください。 ただし、新しい出題形式を全く経験していないと、ペースがつかめなくなったり、時間配分が狂ったりする可能性があります。

新宿セミナーでの新出題形式を経験しておくための講座など、機会をたくさん活用しておくことを勧めます。

直前期の勉強

Point1.得意分野はひたすら伸ばす

看護師国家試験で最も大切なのは"自分の得意分野は必ず高得点を取る"ことです。

この後、苦手科目をフォローしようとばかり考えていくと、得意分野で"ど忘れ"や"迷い"を生じることがあります。得意分野は80%どころでなく、90%(あるいは100%)をゲットしましょう。そうすれば、苦手分野で多少落としても大丈夫です。引き続き得意分野の勉強にも力を入れてください。

Point2.苦手分野は60%でOK

国家試験で100点満点はいりません。極端な例ですが、(必修問題以外は)どれかの分野が0点でも他でカバーして合格することが可能です。

ですから、不得意分野は高得点を狙わずに勉強しましょう。どの分野も頻出問題が必ずありますし、誰でも知っている超基本問題もたくさんあります。新出題形式の採用によって1つ1つ正確な知識が問われる分、合格ラインの点数は60%代前半に下がると思われます。ですから、苦手分野は"確実にとれるポイント"を落とさないことで60%程度の得点率としましょう。

Point3.勉強方法を変えるのは3〜5日前

直前期になると、どこからどのように勉強方法を変えるのかわからない方が出てきます。焦ってしまったり、本番を意識し過ぎたりするからですね。勉強方法を本番に向けて調整するのは3〜5日前で大丈夫です。それまでは今まで通り1つ1つコツコツと勉強しましょう。

3〜5日前になりましたら「今までの勉強を全て、最低1回は目を通す」ようにしましょう。本番に向けて、重要事項が抜けてしまわないように、全部を一通り見直すのです。過去問題集や参考書、ノートなど何でも構いません。自分が中心にしているものがあるでしょうから、それを使用しましょう。

なお、毎日それができてから、他の暗記ものなど「+α」の勉強も行いましょう。

Point4.新しいものには手をつけない

この時期から新しい問題集に手をつけることはお勧めしません。かえって焦りを生じたり、知識が増えて行く分、あれもこれもと余計なことに手をだして本来必要な「国家試験レベル」以外のモノに手をだしやすくなるからです。今まで自分がやってきた勉強に自信を持って、「これで大丈夫!」と自分の100%の力を出し切れる状況を作ってください。

直前期や当日の注意

看護師国家試験は、普通に自分の力が出せればきちんと合格できます。落とすための試験ではないのですからね。ですから、今回は当たり前のことを念のために確認しましょう。

Point1.生活管理について

規則正しい生活をする

試験の開始は例年通りでしたら、9:45開始です(集合時間は8:50)。夜型の生活をしている人は今のうちから改善しましょう。ちなみに、人間は生活リズムが定着するのに2週間程度かかると言われます。ですから、そろそろ朝から頭を働かせる生活リズムに変えましょう。

手洗いとうがいを徹底する

風邪をひいてしまったら実力は100%発揮できないですね。体調管理は看護師になってからも必要ですし、きちんと整えておきましょう。

乾燥しているところではマスクを着用する

手洗いうがいと一緒ですね。予防をできるだけ行って、感染管理をしましょう。

Point2.細かいことも万全の準備を忘れない

家から会場までのルートと所要時間を調べておいたり、スイカやパスモなどのチャージをしておくなど、当日不安や焦りを生じないように、事前にできることは前もって行いましょう。

Point3.当日の持ち物のチェック

重ね着,着脱しやすい服装にする

会場の寒さ,暑さは個人によって感じ方が異なります。対応できるようにしておきましょう。

防寒対策をする

会場が寒い場合への対応策だけではなく、会場に向かうまでの防寒対策として、使い捨てカイロを持っていくといいでしょう。また、暖かいお茶などもあるといいでしょう。

甘い物(チョコレートなど)を持参する

疲労回復や集中力の向上などに有効ですね。午後の試験前にちょっと一口食べてみるのもいいですよ。

眠くなることが考えられるので昼食は軽めに用意する

昼食は消化の良いもので、いつもよりちょっと少ないかなと思う程度の量にしましょう。集中力を適度に保つ方法の1つです。

鉛筆、シャープペンシル、消しゴムなどの筆記用具は多めに用意する

マークシートをきれいに塗るためにはB以上の濃さの鉛筆をお勧めします。シャープペンシルでもよいのですが、先が細くて塗りにくくなります。また、何回も塗り直しをするとマークシートが傷ついていきます。ですから鉛筆を5〜6本、シャープペンシルは1、2本でいいでしょう。それから、消しゴムは2つ以上持っていきましょう。机から落としてしまった際、焦らなくて済むからです。余計なことに意識を持っていかずに試験に集中する環境が大切です。あと、小さな鉛筆削り(消しゴムサイズ)も持っていきましょう。お昼休みに削って午後を迎えてください。

時計を持っていく

携帯電話は時計として使えませんので注意してください。

参考書や過去問題集は最小限のものを持っていく

あまりたくさんのものを持っていくことはお勧めしません。第一の理由は皆さんが思っているよりも見直せる時間が少ないからです。「あれもこれも」とたくさんのものを持っていくと、「全部をチェックできなかった」というマイナスの心が発生しやすくなります。試験において最も大切なのは"気持ち"です。当日は「これだけ見直せれば大丈夫」というプラスの思考にして、"普通に実力を出せる"環境を作ることを第一にしてください。ですから、普段国試対策に使っていたノートや参考書など、1〜2つくらいがよいでしょう。多くても「参考書」「過去問題集」「必修問題対策」の3つまでにしておくことをお勧めします。

※以前述べましたように看護師国家試験は気力・体力勝負も関わってきます。荷物が多いと、会場に行くまでに疲れてしまうかもしれません。荷物の大きさや重さはその視点からも「多くはもっていかない方がいい」と言えます。

受験票を忘れない

これは絶対忘れてはいけませんね。朝、出発の際、何度も確認してください。なお、万が一忘れても慌てないでください。絶対とは言えませんが通常は会場で申し出れば受験できます。

試験での注意

最後に、試験当日、皆さんがついつい忘れてしまうことを紹介しておきますね。

1.マークミスに気をつける

マークミスで点数を落としてしまうことは非常にもったいないです。通常、見直しする時間はしっかりありますから、チェックを忘れないで下さい。ちなみに、マークミスをしない最も効果的な方法は「迷った問題、わからない問題でも必ず何かマークしてから次の問題に進む」ことです。"塗り忘れ"を作らないことで、マークがずれてしまうことを防げます。

2.午前中にできなかった問題を引きずらない

昼休みに多くの受験者が答え合わせをしています。行うこと自体に問題はありませんが、「間違えた問題」は後を引きずりやすいものです。午後の試験がまだ控えていますから、そこでの挽回に気持ちを持っていくようにしましょう。しかも午後は配点の高い状況設定問題があります。決してマイナスの心を午後の試験に持っていかないで下さい。

3.100点満点はいらない

度々伝えているこの言葉ですが決して忘れないでください。正直、間違える問題は必ずあるでしょう。100点で合格しても、ギリギリで合格しても合格は合格です。満点を目指して余計なプレッシャーを感じて受ける必要はないのです。自分の力が普通に出せることの方がよっぽど大切です。緊張するなとは言えませんが、試験開始前に大きく深呼吸をしてこのことを思い出して少しでも緊張を解いて下さい。

今回は以上になります。

看護師国家試験では最終的には「普通に自分の力が100%出せるか」が合否の分かれ道になります。緊張するのは皆同じです。ですから、「他の人がどうか」ではなく、あくまで「自分が平常心で臨めるか」が大切です。今までの自分の頑張ってきたことに自信を持って強い気持ちで臨んでください!!

皆さんが無事合格できるように祈っています!それでは、祈合格!

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松本晋圭
新宿セミナー 看護師国試対策担当

看護師国試対策大手予備校の一つ、新宿セミナーの国試対策担当で中心的な人物の一人。名物講座「1日で過去問を5年分解く!」「スーパー基礎!必要最低限のことを再確認して合格点を確保する!」など多くの講座を立ち上げる。看護系学校では1年生から最高学年までそれぞれの時期にあわせた国家試験ガイダンスを行い、高評価を得ている。


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