昭和大学 専門臨床研修プログラムガイド 2024
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小児科 池小田児裕科一 村瀬正彦2.大学院進学に関して専攻医の1週間(小児内科)専攻医の1週間(新生児科)専攻医からのメッセージ月火水木金土日月火水木金日土昭和大学横浜市北部病院小児科プログラムでは、ほかの昭和大学附属病院でも学ぶことができるため、commondiseaseから専門性の高い分野まで幅広い疾患を経験することができます。教育熱心な専門医、指導医の先生達から指導を受けることができ、近年は10名程度の入局者がいるため、切磋琢磨しながら研修を行えます。昭和大学横浜市北部病院ではこどもセンターとして小児内科・外科の垣根が低く、小児科医を目指す環境として良いと思います。興味のある方はぜひ一度見学にきて、小児科の雰囲気を感じてください!専門研修期間中、小児科学の大学院進学は可能です。初年度は、研修を行いながら、研究内容の決定および必須授業を受講するようにスケジュールします。研究に関しては、専門研修に支障が出ないように、プログラム・研修施設に8:30〜9:00午前午後8:00〜8:30午前14:00〜18:00救急当番18:00〜18:30回診救急当番病棟/新生児回診13:00〜14:00領域勉強会2023年度専攻医出身大学昭和大学臨床研修病院昭和大学横浜市北部病院病棟病棟健診病棟当直(週1回)朝カンファレンス(全入院患者の申し送り)病棟/教授回診新生児回診申し送りオンライン回診病棟病棟夜カンファレンス(夜勤者への申し送り)カンファレンス出張病棟出張救急当番病棟/出張新生児回診カンファレンス周産期出張カンファレンスついて事前相談します。小児分野の研究を進める場合は、その期間は専門研修として扱われます。しかし、研究内容により一定期間研修を中断の必要がある場合は、研修期間の延長が必要になります。病棟週末日当直病棟フリーa.神奈川県内での研修に重点をおいている 本プログラムでの研修施設は、ほとんどの期間は神奈川県内の施設で研修を行うことができます。一部の期間で研修する昭和大学病院も含めてすべて通勤可能圏内です。b.小児医療全般を網羅できる 当院は大学病院でありながら、基本的な疾患も多く診療しております。そして関連施設でも多彩な症例を経験することができます。そのため、専攻医取得に必要な疾患は3年間の間に網羅的に経験できます。c.専門診療も可能である 当院および関連施設には、小児科内のさまざまな分野の専門医が在籍しています。そのため専攻医プログラム期間中から、各専門分野の専門的な症例も合わせて経験できます。d.大学院への進学も可能である 小児科に関連した研究内容の場合は、専攻医研修と同時に大学院に通うことが可能です。昭和大学横浜市北部病院こどもセンターの特徴われわれは常に、最善の小児医療を提供することを心がけています。そのためには、小児内科と新生児科、小児外科が連携して診療に当たる必要があります。そのため昭和大学横浜市北部病院は、小児科ではなくこどもセンターを標榜しております。診療実績小児内科入院数:1,207名/小児外科入院数:254名(新生児2名)新生児科入院数:306名(極低出生体重児以下26名)救急患者数:2,347名/救急車受け入れ台数:1,181件われわれは神奈川県の地域の医療にも貢献しております。神奈川県は、各地域をブロックに分けております。その中で昭和大学横浜市北部病院は、横浜北部ブロックとして日々診療にあたっております。また当院は、小児救急拠点病院と地域周産期施設として地域の医療に貢献をしております。e.ワークライフバランスが整っている 小児内科は、当直明けが病棟フリーとなるので、過重業務を回避できます。 新生児科は、全国的にもまれなシフト制勤務を行っています。シフト制勤務は、オンオフがはっきりしており自己研鑽に当てる時間を確保しやすいです。f.キャリアプランの相談 専攻医の皆さんの将来のキャリアプランを一緒に考え、実現できるようにサポートいたします。また、国際コーチング資格を持った医師も在籍しております。そのため、希望者には答えではなく問を通して、将来のビジョンを一緒に考えることができます。g.学習できる環境の確保 週1回の輪読会や抄読会、月1回の講演会があります。自己学習できるようにオンライン学習教材がございますので、自分のペースで学びを深められます。22プログラムの魅力 佐々木洋亮

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