昭和大学 専門臨床研修プログラムガイド 2024
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放射線科専攻医の1週間月午前午後専攻医の声・他大学出身者も多く、和気あいあいとした雰囲気がとても魅力的(日本医大卒)。・医局員の仲の良さと、教育体制の充実が魅力(日本大卒)。・附属病院と連携があり、多くの先生のもとで学ぶことができる(富山大卒)。・学ぶためのサポートが充実している環境が良い(昭和大卒)。・画像診断の研鑽を積めるほか、希望すれば1年目から研究に参加できる。 また、大学院のための勤務調整もしてくれる(日本医大卒)。医学部卒後年数1年2年3年火水木金土日4年5年6年7年8年54専攻医からのメッセージ2022年度専攻医2022年度専攻医放射線科専門プログラム臨床研修カンファレンスカンファレンスカンファレンスカンファレンスカンファレンスカンファレンス画像診断(CT,MRI)画像診断(CT,MRI)(CT,MRI)連携施設または基幹施設連携施設または基幹施設IVR画像診断(US)画像診断画像診断(RI)カンファレンスカンファレンス連携施設または基幹施設週休治療週休画像診断(CT,MRI)サブスペシャルティ領域などの大学院コース専門医連動コース基幹施設画像診断(CT,MRI)検査研修には以下のコースが設定されています。どのコースに進むか、どの専門研修連携施設で研修するかは希望を聞いた上、相談して決定します。なお、研修期間は3年間以上です。コースa: 専門研修基幹施設2年、専門研修連携施設1年研修する基本的コースです。コースb: 専門研修連携施設を中心に研修するコースです。専門研修連携施設は原則として半年~1年ごとに異動しますが、諸事情により2年間同一施設もあり得ます。コースc: 専門医取得と博士号取得を同時に目指すコースです。基幹施設ならびに専門研修連携施設で午後5時まで研修を行い、それ以降に大学院で博士号取得をめざします。3年間で研修すべき症例は、X線単純写真:400例、CT:600例、MRI:300例、超音波検査:120例、消化管 X 線検査:60例、核医学:50例、IVR:30例、放射線治療:30例です。研修が不足する可能性のある超音波検査や消化管造影は、専門研修基幹施設の責任のもとに専門研修出身大学聖マリアンナ医科大学臨床研修病院昭和大学病院出身大学昭和大学臨床研修病院昭和大学病院当医局では上級医による読影レポートのチェックがあります。1対1で、丁寧かつ熱心な指導を受けることができます。読影室がオープンであることも特徴です。各端末には個人ブースのような仕切りがありません。医局員の仲も良いため、気軽に質問したり、その場で珍しい症例の共有ができたりします。また、大学病院という特性上、幅広い症例を経験することができます。自分でレポートを書くことももちろん、蓄積された過去の症例からも知識と経験を得ることができます。放射線科の読影という仕事、治療方針に関わる所見をみつけたり、偶発的に腫瘍をみつけたり、自分が入局前に思っていた以上にやりがいを感じています。ぜひ一度見学にいらしてください!さまざまな科と関わり、全身の疾患を勉強し続けられる点が魅力的と感じ、放射線科を志望しました。当院の症例は多岐に渡り、各科からの読影コンサルトも多いため、幅広く、臨床を意識した読影力が身に付きます。当プログラムでは附属病院から最大4病院を回りますが、どこも雰囲気がいいのは変わらず、しかしそれぞれ違った特色・強みがあります。学びが多く、向上心を引き出される毎日です。ぜひ見学にいらしてみてください!協力施設での研修で補完します。専門研修施設群内には脳神経、頭頸部、胸部、腹部・骨盤部、乳腺、骨軟部などの画像診断、核医学、IVR、放射線治療のそれぞれのスペシャリストがおり、サブスペシャルティ領域の専門医研修も専攻医プログラムに引き続いて2年間持続して研修することもできます。また、臨床現場以外での研修として、抄読会や勉強会に参加し、インターネットによる情報検索の方法を学習することができます。種々の画像検査、IVR、放射線治療計画をトレーニングするシミュレーション設備や教育ビデオなどを活用し研修の充実を図ることができます。日本医学放射線学会認定の学術集会で専門医資格の更新単位を取得可能な講習会等を聴講するとともに、標準的ならびに先進的な画像診断、IVR、放射線治療および最新の医学的知見について積極的に学習することができます。放射線科関連の学会、学術講演会、セミナーに積極的に参加も可能です。病院が実施する医療安全講習会に定期的に参加することができます。専攻医育成コースの概略プログラムの魅力 大石 万里牧田 真弥

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