昭和大学 専門臨床研修プログラムガイド 2024
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放射線科専攻医の1週間午前午後医局の雰囲気 若い世代が多く、風通しの良い医局です。出身大学はさまざまで、気軽に相談しやすい雰囲気を備えています。働き方や勤務時間の管理がしっかりしており、どんな状況でも働きやすい環境です。まずは見学に来てみてください。きっと「こういう職場もあるんだ」という心地よい境地を感じると思います。 専攻医の声・ どんな症例でも上級医に相談しやすく、いつも丁月火水木金日土専攻医からのメッセージ3年間で研修すべき症例は、X線単純写真:400例、CT:600例、MRI:300例、超音波検査:120例、消化管X線検査:60例、核医学:50例、IVR:30例、放射線治療:30例です。研修が不足する可能性のある超音波検査や消化管造影は、専門研修基幹施設の責任のもとに専門研修協力施設での研修で補完します。専門研修施設群内には脳神経、頭頸部、胸部、腹部・骨盤部、乳腺、骨軟部などの画像診断、核医学、IVR、放射線治療のそれぞれのスペシャリストがおり、サブスペシャルティ領域の専門医研修も専攻医プログラムに引き続いて2年間持続して研修することもできます。臨床現場以外での研修として、抄読会や勉強会に参加し、インターネットに←         救急画像カンファレンス          →読影(CT・MRI)読影(CT・MRI)(CT・MRI)(核医学)(CT・MRI)←         症例検討カンファレンス          →寧なご指導をしていただいています。・仕事と家庭・育児との両立ができる環境です。・ 各症例に対するフィードバックが手厚く、勉強のためのカンファもほぼ毎日行われており、学習面も申し分ありません。・ 偏ることなく多くの症例を満遍なく学ぶことができます。実際に読影レポートを書き、直接指導しIVR読影(核医学)(CT・MRI)(CT・MRI)(CT・MRI)読影読影読影読影IVR読影ていただける点が他との大きな違いだと思います。その場で書き方から必要な事柄などを直接学ぶことができます。医局の雰囲気がく、分からないことや困った際に聞きやすい雰囲気であることも医局選びでは大切なポイントだと思います。・ 読影および IVR 等のスキルは二次専門医取得まで補助してもらえる。都市部へアクセスしやすい立地、綺麗な建物、医局設備が充実している。・ 近すぎず遠すぎず、深すぎず浅すぎず、ガチガチの体育会系ではない人間関係が良い。・ 丁寧な指導の下で多くの症例が経験でき、非常に勉強になります。上級医への相談もしやすいです。・ コーヒーメーカー、お菓子など読影室の環境も充実しています。・ 専攻医の数が増え、より活気があるのでぜひ一度見学に来て確かめてみてください。・ 幅広い疾患を経験することができ、学びの多い毎日を送っています。読影よる情報検索の方法を学習することができます。種々の画像検査、IVR、放射線治療計画をトレーニングするシミュレーション設備や教育ビデオなどを活用し研修の充実を図ることができます。日本医学放射線学会認定の学術集会で専門医資格の更新単位を取得可能な講習会等を聴講するとともに、標準的ならびに先進的な画像診断、IVR、放射線治療および最新の医学的知見について積極的に学習することができます。放射線科関連の学会、学術講演会、セミナーに積極的に参加することができます。病院が実施する医療安全講習会に定期的に参加することができます。2023年度専攻医加藤 和憲2022年度専攻医出身大学名古屋市立大学臨床研修病院東京都立多摩北部医療センター出身大学宮崎大学臨床研修病院藤沢市民病院私が昭和大学横浜市北部病院のプログラムを選択したのは外部からでも入りやすい雰囲気と、疑問に対してすぐに質問できる環境に魅力を感じたからです。病棟規模も700床近いためさまざまな症例を経験できます。放射線科では他にも昭和大学系列の病院に研修に行きますが、どこも近くにあるため引越しが不要なのも魅力的です。当院の診療内容は診療科に偏りが少なく、救急も24時間受け入れているため、common diseaseも豊富に経験することができます。また、撮像した画像を当日中に読影する体制をとっているため、診療に直接反映される機会が多く、実践的な研修を積めていると実感しています。読影ブースの席も近く、その場でレポート内容の指導を受けることができます。自分から質問をしやすく、恵まれた環境だと感じています。実践的で、かつ教育的な研修が積めると思いますので、研修先に迷っている方は、ぜひ一度見学にいらしてください。56プログラムの魅力 堀 麻琴

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