昭和大学 専門臨床研修プログラムガイド 2024
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病理専攻医の1週間午前午後専攻医からのメッセージ月火水木金土日パターン①1年目:基幹施設 2年目:連携施設1群 3年目:基幹施設+連携施設2群(週3日)1年目に基幹施設、2年目に1群連携施設で基本的手技を学び、さらに3年目で基幹施設およびほかの連携施設2群を経験することにより多くの症例を身に付けることが期待できる。3年目以降、基幹施設の大学院で研究活動も同時に行える。臓器切り出し臓器切り出し臓器切り出し臓器切り出し臓器切り出し症例検討2023年度専攻医中野 優太郎出身大学昭和大学臨床研修病院東京都立多摩北部医療センター症例検討症例検討解剖臓器観察医局会昭和大学臨床病理診断科では、豊富な症例を経験でき、病理解剖も多く行っております。指導体制に関して、診断、切り出し、解剖、CPC等において丁寧なバックアップ体制が整っており充実した研修を受けられるかと思います。医局の雰囲気も優しくアットホームで、とても相談しやすい環境です。また、他科の診療経験もある先生も多く在籍しており、より勉強になる環境だと思います。症例検討パターン②1年目前半:基幹施設 1年目後半:基幹施設+連携施設1群(週1日)2年目:基幹施設+連携施設2群(週2日) 3年目:基幹施設+連携施設3群(週1日)連携病院の1群~3群までを経験できるパターン。1年目に基幹施設と 1群連携病院で基本的手技を学ぶことにより、より広い視野を身に付けることが期待できる。2年目以降、基幹施設の大学院で研究活動も同時に行える。症例検討医局の雰囲気・方針当教室は診断業務および剖検業務を主体とする科です。比較的時間に融通がつけられる職場であり、女性医師も多く、男女ともに子育てしながら仕事をすることが十分に可能です。3年間のプログラムで病理専門医受験のための病理解剖数、組織・細胞診断数、迅速診断数は十分に確保できます。直近10年での専門医試験受験者はすべて合格しており、各施設でさらなるステップアップをしています。学術的にも病理学的な研究を主として各種学会発表パターン③1年目:基幹施設 2年目:基幹施設+連携施設1群(週1日) 3年目:基幹施設+連携施設2群(週1日)+連携施設3群(週1日)1年目は基幹施設で基本手技を身につける。2年目以降は基幹施設での研修を中心に、2年目は1群、3年目は2群連携施設での研修を加え、幅広く豊富な症例を経験することができる。2年目以降、基幹施設の大学院で研究活動も同時に行える。を積極的に行っています。もちろん国内および国外留学も積極的に推奨しており、スタッフは全員、研究や診断に関する欧米の留学経験を持っています。各臨床科の幅広く多様な疾患に関与・対応する業務ですので、各科担当医と積極的にコミュニケーションをとり、また医局内でdiscussionをしつつ診断を進めることが必要となります。いろいろな疾患に興味を持ち対応できる積極性のある人材を求めます。62プログラムの魅力 

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