昭和大学 専門臨床研修プログラムガイド 2024
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臨床検査1年2年3年4年5年64医学部卒後年数昭和大学病院臨床検査プログラム・院内感染対策のための分子疫学研究が可能です。・遺伝子・核酸検査を習得できます。・検査から多角的に疾患に触れることができます。臨床研修昭和大学病院、東京都健康長寿医療センター、昭和大学横浜市北部病院研究開始昭和大学病院を基幹研修施設とした3年間の臨床検査専門研修を行います。連携研修施設は東京都健康長寿医療センターおよび神奈川県横浜市の昭和大学横浜市北部病院で、そこでは常勤あるいは非常勤の指導医の専門性を活かした研修をしてもらいます。1年次~3年次まず、1年次の前半3カ月間で昭和大学病院で臨床検査総論、一般検査と臨床化学を学び、臨床検査を専門とする心構えを身につけることになります。一般検査と臨床化学の研修は実施も含めながら研修します。その後、9カ月間は連携施設の昭和大学横浜市北部病院で指導医の指導のもと臨床検査全体を研修します。2年次には昭和大学病院に戻り、まず臨床血液学の研修を行います。骨髄像の判読を身につけ、同検査の報告書を作成することを以降の業務とします。3年次には臨床化学、臨床微生物学、遺伝子関連検査学、臨床免疫学・輸血学の検査を研修します。研究は2年次から、指導医と話し合ってテーマを決めて始めます。倫理申請が必要となることが想定されますので、テーマは早く決める必要があります。 研究のための時間を前に述べたスケジュールでは特別にとってはいませんが、指導医と相談の上、随時決めることになります。なお、2017年以降、昭和大学附属4病院のすべてにおいて、検体検査が外部委託となりました。検査の実際は、連携施設と研究室で研修します。専攻医育成コースの概略プログラムの魅力

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