昭和医科大学医師臨床研修センターセンター長矢嶋 宣幸昭和医科大学病院附属東病院昭和医科大学藤が丘病院昭和医科大学藤が丘リハビリテーション病院昭和医科大学横浜市北部病院昭和医科大学江東豊洲病院昭和医科大学烏山病院協力病院地域医療施設保健・医療行政施設選択可能病院昭和医科大学病院昭和医科大学の研修プログラムは、幅広い選択肢があるのが最大の特徴です。選択科目は7つの附属病院に加え、協力病院、地域医療施設、保健・医療行政施設などを選択できるため、それぞれの病院や診療科の特色を活かし、各自の進路や希望にあった自由な研修スケジュールを組み立てることができます。厚生労働省認定指導医620名以上が全診療科に在籍しており、手厚い指導を受けることができます。面倒見の良い経験豊富な指導陣のもと、ロールモデルをぜひ見つけてください。2研修理念臨床研修は、医師が、医師としての人格を涵養し、将来専門とする分野にかかわらず、医学および医療の果たすべき社会的役割を認識しつつ、一般的な診療において頻繁に関わる負傷または疾病に適切に対応できるよう、基本的な診療能力を身につけることのできるものでなければならない。あいさつ 医師は、日々進化していく医療を学び、適切な医療を提供せねばなりません。継続的な学習が必須であり、その学習方法や態度を身につけるのは医師となって2〜3年の臨床研修の時期であるため、臨床研修を受ける場所選びは極めて重要です。臨床研修医の成長のために必要なことは以下の3つと考えています。まず、医師が成長するために多くの患者さんを経験することです。「量」をこなすことで、「質」が向上することは間違いないでしょう。大学病院では、その経験を積むことは難しいと言われますが、私たちの病院群では、臨床研修医が適切な症例を経験できると考え、当直業務(4病院全て)、入院症例の主治医制導入など、現在、研修プログラムやシステムの改定作業を行っています。次に、教育への意識を向けることです。後輩や学生、メディカルスタッフへの教育は、自分自身の学習のきっかけになるでしょう。その教育の連鎖により、患者さんへのより良い医療の提供のみならず、将来の関係性の構築にも役立つはずです。さらに、自分のロールモデルを見つけることです。様々な上級医や指導医と出会うことにより、どんな医師になるべきなのか理想像が構築されていくでしょう。7つの附属病院には多くの指導医が在籍しています。臨床、研究、教育などに優れ、あなたの理想とする先輩にきっと会えるはずです。 皆さんには、昭和医科大学病院、江東豊洲病院、藤が丘病院、横浜市北部病院のいずれかの施設に所属し研修を行っていただきます。それぞれの病院の特徴がありますので、自分に合う研修施設を探してください。2年次には、病院をまたいだ研修も可能ですので、自分が求める研修パターンを組むことができるのも本学の研修プログラムの魅力の一つかと思います。 さらに、昭和医科大学病院群では、『良い教育が実践されるところには良い医療者が集まる』をスローガンに掲げ、日本で類をみない臨床研修を含めた卒後教育の教育施設になることを目指しています。新たに問題点の抽出と改善をスピーディに行うことができる臨床研修医育成推進委員会を立ち上げました。主治医制の導入、屋根瓦式教育の構築、魅力的な勉強会の開催などの研修医のみなさんへ教育の提供を行ってまいります。今後の当病院群での研修医教育にご期待ください。 さあ、素晴らしい医療者としての第一歩を昭和医科大学から踏み出しませんか。このパンフレットを読んでいただいた方全員が、日本の医療の一翼を担う良い医療者になっていただくことを期待しております。昭和医科大学臨床研修の特徴選択科目は 7つの附属病院含む、 100診療科以上経験豊かな指導医が皆さんのキャリア形成を後押し
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