昭和医科大学病院/昭和医科大学病院附属東病院 診療科ガイド2025
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概要昭和医科大学病院附属東病院 診療科案内 昭和医科大学病院内視鏡センターこちら詳細は若村 邦彦 Kunihiko WakamuraEn do scopy Cen ter専門分野: 消化管内視鏡(診断・治療)私の強み:適切な治療は、正確な診断のもとに成り立ちます。当センターでは、高性能の最新式内視鏡を用いて病変を正確に診断し、患者さん一人ひとりに最適な治療法を選択いたします。超低侵襲な内視鏡治療は当センターで完結させ、外科的切除が必要な症例については、迅速かつシームレスに外科との連携を図り、患者さんにとって最良の治療環境を提供いたします。さらに、人工知能を活用した内視鏡画像診断支援ソフトウェアを導入しており、検査医の経験や疲労状態に左右されることなく、常に高精度な病変の発見・診断を実現しています。15客 員 教 員 山村 冬彦 消化管(内視鏡治療)※消化器内科、消化器・一般外科の医師が対応しております。■ 呼吸器領域・EBUS(気管支腔内超音波断層法)を導入しており、従来の気管支内視鏡検査では診断が困難な末梢病変に対して超音波ガイドシース法:EBUSを用いる。■ 医療連携・紹介制度について  他施設から「内視鏡検査」の予約をお取りしています。ご予約は、医療機関から医療連携室までお電話ください。  ※内視鏡検査予約日同日に検査が可能です。■ 令和6年に大腸内視鏡検査中の画像をAIが解析し、ポリープ・がんなどの病変候補をリアルタイムに検出し、さらに瞬時に腫瘍・非腫瘍の予測する内視鏡画像診断支援ソフトウェア「EndoBRAIN-X」を導入。T O P I C S役 職氏 名専 門 分 野 主な所属医師 診療内容■ 消化器領域:・令和3年4月に最新の内視鏡システム(X1)、高画質拡大内視鏡(1200シリーズ)を導入、7部屋すべてのモニターを32インチの4Kモニターに変更。・経鼻内視鏡(GIF-1200N)をがん等の狭窄症例や胃瘻造設で使用。・大腸内視鏡で癒着により挿入が困難な場合はPCF-PQ260L(径:9.2m)を使用し、肥満など腸が長い症例には、PCF-H290L(ロング長)を使用。・更新された1200シリーズの拡大倍率が125倍を超える高画質拡大内視鏡は、従来では発見しにくい微小な早期がんを見つけることができ、EMR(内視鏡的粘膜切除術)やESD(内視鏡的粘膜下剥離術)を食道・胃・大腸で積極的に行う。・小腸疾患の診断に有用なカプセル内視鏡を最新式のPilcam SB3(コヴィディエンス)に変更。小腸内視鏡も積極的に行う。■ 膵胆道疾患・令 和3年4月 か ら 最 新 の 超 音 波 内 視 鏡(GF-UE290、GF-UCT260)を導入。・内視鏡的逆行性胆膵造影、超音波内視鏡を用いた穿刺術(FNA)を行う。・閉鎖性黄疸に対する胆道ドレナージ、ステント留置術などを施工し、膵嚢胞に対するドレナージなどの治療も積極的に行う。・膵胆領域の検査数は都内トップクラスを誇る。センター長 / 准教授内視鏡センター

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