昭和医科大学病院/昭和医科大学病院附属東病院 診療科ガイド2025
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助助客 員 教 授 増田  豊  ペインクリニック客 員 教 授 福田  悟  麻酔・蘇生学、ペインクリニック、東洋医学兼 任 講 師 竹村  博   麻酔・蘇生学、ペインクリニック非常勤医師 鹿島 邦昭  麻酔・蘇生学、ペインクリニック非常勤医師 牧戸香詠子  麻酔・蘇生学、ペインクリニック概要昭和医科大学病院 診療科案内 昭和医科大学病院附属東病院ペインクリニックこちら詳細は米良 仁志 Hitoshi Mera小林 玲音 Reon Kobayashi大江 克憲 Katsunori OeAn es thesi ol ogy ( Pain Clinic)専門分野: 心臓麻酔、小児心臓麻酔、集中治療教 武冨 麻恵  ペインクリニック教 原  詠子   ペインクリニック、区域麻酔脊髄刺激療法外来55※赤字は女性医師専 門 分 野手術実績小林 玲音 主な所属医師 専門外来 診療実績(2024年度) 診療内容■ 「3ヶ月以上続く痛み」、「腰痛や下肢痛で保存療法が効果不十分の方」、「遷延性術後痛」、「がん性疼痛で日常生活に支障をきたしている方」、「ストレスや自律神経の乱れによる痛みが疑われる方」に対して、外来での神経ブロック療法とあわせ、以下の3つの治療を中心に診療を行う。(すべて保険適用)● 難治性疼痛に対する脊髄刺激療法(SCS):  腰下肢痛、遷延性術後痛、他の保存的治療(内服・リハビリ)で効果が乏しい患者さんに対して、脊髄に微弱な電気刺激を与えることで痛みの信号伝達を抑制し、痛みの悪循環を取り除く治療を行う。● 椎間板性疼痛に対する椎間板内治療:  椎間板由来と考えられる腰痛、下肢痛に対して、手術適応外の方、手術を希望されない方は、神経ブロック療法による低侵襲での改善をめざす。● 精神的ストレスに対する交感神経ブロック:  肩こり、首の痛み、上肢の血流障害、ストレスによる慢性痛、不眠などに対して、星状神経節など交感神経をブロックし、自律神経機能を調整。精神的ストレスの緩和にも効果が期待できる。■ 治療の流れ①外来受診・診断・問診、理学所見、血液画像検査、ストレス性の疼痛が疑われる場合は自律神経評価など②治療方針の決定・多診療科との連携(整形外科での構造評価、精神科との連携など) ・患者さんとの相談:適応や侵襲度、入院の有無などを十分に説明 ③実際の治療・外来での各種神経ブロック:15~30分程度・SCS:30分~1時間程度(入院、局所麻酔下)・椎間板内治療:30分~1時間程度(入院、局所麻酔下)・交感神経ブロック(星状神経節ブロックなど):15~30分程度(入院が必要な場合あり)④アフターフォロー•痛みの変化や合併症の有無を確認し、定期的に経過観察•必要に応じて神経ブロック療法、リハビリテーション等を追加■ エビデンスに基づいた診療・最先端技術の活用・多診療科との連携を強みに、患者さん一人ひとりに最適な疼痛管理を提供しています。長引く痛みにお悩みの方、手術は避けたいが日常生活を改善したい方など、ぜひご相談ください。特任教授講師担当医(単位:件)45252321,145820副院長 / 診療科長 / 教授専門分野 : ペインクリニック私の強み:ペインクリニックを専門に行っています。主に帯状疱疹後神経痛、腰痛や肩、首などの慢性痛が対象ですが、顔面神経麻痺や突発性難聴、最近ではコロナ後遺症等のストレスフルな疾患にも良い適応となります。年間約 23,000 件、30 年以上の経験があるので安心して受診してください。専門分野 : 麻酔・蘇生学、ペインクリニック私の強み:特に脊椎・関節疾患、顔面痛を得意としています。チームを組んで、他施設では達成の難しい、痛みへの集中的な治療を行っています。役 職氏 名項目名脊髄刺激療法硬膜外腔癒着剝離術椎間板摘出術(経皮的髄核摘出術)神経ブロック実績神経ブロックレントゲン透視下ブロックペインクリニック(麻酔科)

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