大学病院で幸せに、長く、働く 3 つのStory
聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院

大学病院で幸せに、長く、働く 3 つのStory

地域医療を担い、専門的な高度医療を提供する聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院(以下横浜市西部病院)は、結婚・出産後にナースが仕事に復帰しやすく、ベテランのママさんナースも多く在籍。男性ナースにも働きやすい、アットホームな職場と評判です。その秘密とは?3人の先輩ナースを取材しました。

今日も救命救急で活躍、認定看護師ママ

篠田美香さん
救命救急センター
脳卒中リハビリテーション看護
認定看護師
篠田美香さん
41歳/2歳長男のママ

脳卒中リハビリテーション看護認定看護師として最先端の看護技術をスタッフに伝えるべく、意欲的に活動中。
結婚・産休明けで横浜市西部病院に移り、救命救急センターに所属。
2歳4ヵ月の息子さんのママ。

18歳
聖マリアンナ医科大学看護専門学校入学
21歳
卒業後、聖マリアンナ医科大学病院に入職
神経内科に8年間勤務
29歳
リハビリ病院に移る。脳神経外科回復病棟に3年間勤務
32歳
聖マリ東横病院の脳卒中センターに7年間勤務
34歳
脳卒中リハビリテーション認定看護師取得のため名古屋の学校へ、
その後、資格を取得
38歳
結婚・出産、産休へ
39歳
復職を機に、聖マリ横浜市西部病院・救命救急センターへ
41歳
2歳4ヵ月の男の子の子育て、認定看護師としても活躍中

脳卒中看護のスペシャリストを目指して

新卒で聖マリアンナ医科大学病院の神経内科に配属、8年間で多くの脳卒中の患者さんと関わりました。その後、回復期の看護にも興味がわき、リハビリ病院の脳神経外科・回復期病棟で3年間勤務。この11年間で、脳卒中の急性期から回復期・在宅療養まで、一連の流れを知ることができました。入職後、5年目くらいで心は決まっていたのですが、脳卒中の看護に向き合いたい!と改めてやりがいを感じました。
聖マリアンナ医科大学東横病院、脳卒中センターへ移って2年目に、新たに脳卒中リハビリテーション認定看護師の資格取得がスタート。ぜひ取得したい!と上司に相談。職場からは「ぜひ取ってきなさい!」と快く送り出してもらい、脳卒中リハビリテーション看護認定看護師の第一期生になりました。
病院の支援制度があるので教育機関への通学も出張扱いで、給料面も安心でした。
現在、横浜市西部病院では、各科の協力が密で連携しやすく、認定看護師の先輩も多く活動状況・意見やアドバイスが聞ける認定会の参加など、バックアップ体制も整っています。

聖マリアンナ医科大学看護専門学校時代聖マリアンナ医科大学看護専門学校時代
聖マリアンナ医科大学看護専門学校時代
7年間勤務した聖マリ東横病院の脳卒中センター
7年間勤務した
聖マリ東横病院の脳卒中センター
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師を取得
脳卒中リハビリテーション
看護認定看護師を取得

支えがあるから仕事も子育ても楽しい

38歳で結婚し翌年に出産後、当院へ移ってきました。当院は聖マリアンナ医科大学の中でも「温かくアットホームな職場だから子育ても安心」という評判を聞いていました。
現在は子どもを院内の保育園に預け、8時半~17時の勤務。職場は三人のお子さんを持つ師長さんをはじめ、先輩のママさんナースも多く、保育園のお迎えや子どもの急病なども仲間の理解・協力に支えられています。急変や入院の方が多い日でも、後輩たちが「定時に帰ってください。私たちが子育てするときはお願いします。順番ですから」と言ってくれるので、本当に感謝しています。出産・子育てを仲間で応援していくという土壌のある職場だからこそ、仕事も楽しく、子どもも可愛いく、仕事と子育ての両立を続けることができています。これからは、脳卒中リハビリテーション看護認定看護師として、急性期の段階から退院後の生活を見据えたPTへの関わり方に関する教育活動に力を入れたいと思っています。

結婚
新婚旅行
結婚&新婚旅行
子育て奮闘中
子育て奮闘中
子育て奮闘中
新しい命を授かる・出産
新しい命を授かる&出産

【1日の流れ】

6:00起床
7:30自宅を出発

ご主人の運転する車に乗って、3人揃って通勤・通園。ご主人の家事・育児へのマメな協力は仕事をがんばるママさんナースの強い味方。

7:45保育園に登園
登園の様子

マリアンナはなみずき保育園へ。職場と同じ敷地内にあるので色々と便利、効率的!同じ病院で働くママ友ナースとのコミュニケーションの場にもなっているとか。

8:00病棟に到着

保育園から職場の病棟まで5分で到着。気持ちを切り替えて、仕事モードに突入。

8:30日勤スタート
9:00ラウンド
ラウンドの様子

新人看護師と一緒に患者さんのもとへ。患者さんは、人工呼吸器管理、ドレーン挿入中、たくさんの点滴ラインが入っているので挿入部や皮膚観察を一緒に確認します。

14:00ベッドサイドケア
ベッドサイドケアの様子

理学療法士と患者さんの車椅子移送について打合せを。患者さんが1日でも早く回復され一般病棟へ移動できるよう多職種との連携を図るのも篠田さんの仕事。

16:00医師とカンファレンス
カンファレンスの様子

状態か安定した患者さんが一般病棟へ転室することに。医師からの指示や患者さんの状態に合わせてADLの状況を病棟看護師へ伝えます。

17:00勤務終わり 保育園へお迎え、帰宅
19:00お子さんと食事、入浴
20:00ご主人帰宅、家族3人のリラックスタイム

お風呂を出たら大好きなパパが帰ってきたので、お嬢さんはテンションUP。寝るまで家族でゆっくり、遊んだり、話したり、TVを見たり。

21:00お子さん就寝

お子さんの可愛らしい寝顔をみると疲れも吹き飛び、ママとしての幸せ感MAX。

23:00就寝

【学生のみなさん・後輩へアドバイス】

仕事とライフプラン、どちらも大切に

篠田美香さん

看護師として長く仕事を続けていくためにも、キャリアを積んでいく中で、自分のやりたい看護について具体的なイメージを持つことが大切です。私もはじめの数年間は悩みましたが、これをやりたい!という方向が5年目くらいに決まりました。大学病院は、働く上でお手本や憧れとなる色々な先輩がたくさんいます。結婚・出産後、育児をしながら仕事をしようと思ったら、仕事とプライベートの両方を大切に、同じウェイトを置くようにすると良いかもしれません。仕事に理解があって家事に協力的な旦那様と、自分を応援してくれる職場を見つけることもポイント。私は、ママさんナースが活躍する当院を選んで正解でした。職場の上司・仲間をはじめ、保育園つながりのママさんナース、認定看護師の集まる認定会など、仕事・子育ても相談できる、頼りになる人と出会いました。公私ともにがんばる人を、スタッフみんなが応援してくれる職場です。

キャリアアップを実現、主任として奮闘

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