お互いの成長を喜びあえる仲間たち
新人教育にとどまらず、看護師のキャリア支援は2年目以降も継続しています。先輩看護師も「教える」ことを通して自己の看護を見直す学びの場になっています。互いに成長しあえる環境にあります。このような環境で働く、プリセプター・プリセプティーの先輩の声をお届けします。
interview プリセプティー
お手本になる先輩に囲まれながら、
患者さんの思いに応える看護を追及
２年目
Kさん
1年目の頃は、覚えた業務を進めるだけで精いっぱいになっていました。しかし「何を大切に看護するのか」と一つひとつの意味を考える研修やシャドウイング研修、日々の業務で先輩の動きを間近に見て、気づかされることも多くありました。信頼できる先輩からの助言をもらい、「患者さんのために、何をしたら良いのか」と考えながら動けるようになりました。
2年目になった今もプリセプターのＮさんは、常に私のことを気にかけてくれる頼りになる存在です。他の先輩たちのサポートも継続しており、相談すると一緒に考え、アドバイスがもらえるので、とても働きやすい環境だと思っています。
担当する患者さんについて、プリセプターのＮさんにアドバイスをもらうこともあります。
私の成長を応援してくれる心強い先輩です
患者さんの思いに応えることができる看護師を目指して、日々研鑽しています
学生への応援メッセージ
学生時代に当院のインターンシップに参加した際、患者さんに優しく接する看護師さんの姿が印象に残っています。また、学生の私を案内してくれた看護師さんが、先輩から「大丈夫？」と気にかけてもらう様子を見て、「こういう看護師さん同士の気遣いがある、雰囲気が穏やかな職場で私も働きたい」と思い、入職することにしました。実際、先輩たちは優しく熱心に指導してくれます。教育制度もしっかりしているので、ぜひ一緒に働きましよう。
interview プリセプター
看護師の教育環境を整備することで
より良い看護の提供に貢献したい
新人指導責任者
Nさん
後輩を指導する際に意識しているのは、看護や技術の根拠を言語化して説明し、「何を大切に看護しているのか」が明確になるように伝えることです。また、Ｋさんの話に耳を傾け、良い面を伝えて励まし、精神面のサポートも心がけました。そしてＫさんが自らの力で壁を乗り越え、成長する姿が見られたことは嬉しかったです。
私は人を指導することが苦手でしたが、教育に携わる機会をもらったことで興味を抱くようになりました。新人指導に関する研修をはじめ、自分の目標に向けてバックアップしてくれるキャリア支援体制のおかげもあり、現在は新人指導責任者をしています。今後も新人と指導者が共に成長できる教育環境の整備に努め、よりよい看護の提供に貢献したいと思っています。
師長と打ち合わせをするＮさん。
部署スタッフ全員が新人を支えることができる環境づくりに力を入れている
普段から行ってきた看護を新人と一緒に
振り返ることで、自分自身の知識・技術の
さらなる向上につながっています
学生への応援メッセージ
東邦大学医療センター大橋病院は、新人教育研修がとても充実しています。また、病棟においても、新人指導責任者をはじめ、プリセプターや病棟スタッフがシャドウイング研修終了後も、成長に合わせてサポートしていくので、新人として安心して成長できる職場環境になっています。
是非、大橋病院で一緒に働き、「心によりそう看護」を実践しましょう。