救命救急センターの新人に聞きました!
共に学ぶよろこび、共に成長するよろこび
聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院

救命救急センターの新人に聞きました! 共に学ぶよろこび、共に成長するよろこび

新人看護師のクロストーク②

救命救急センターに入職した3名の新人の皆さんに、新人教育制度の感想や先輩たちとの関係性について話を聞きました。

新人看護師として日々働いていく中
患者さんとの関わりで見つけた看護観

――実践から多くのことを学び、成長している日々だと思いますが、どんなことにやりがいを感じていますか?――
吉田さん
患者さんとコミュニケーションを取るとその方の人となりが分かるので、ケアするときに注意すべきことや声かけのタイミングを意識するようにしています。患者さんから感謝の言葉をいただくと嬉しいですし、やりがいにもつながります。
渡邉さん
精神疾患を持っている患者さんの受け持ちをした時、その患者さんの泣く姿を見て、順調に回復に向かっているのに、どうして泣いているのか、その方の感情をもっと理解して、心理面もフォローできるようになりたいと思いました。これからも、患者さんの話を聞く場面をなるべく設けて少しでも不安を拭ってあげられるような看護を大切にしたいと思います。
竹内さん
患者さんが亡くなる直前にその方のご家族をお部屋に案内した事があるのですが、人が亡くなる場面を初めて見たので呆然としてしまって、何もする事ができなかったんですよね。それがすごく心残りでした。患者さんのご家族は不安や焦りや怖さという感情でいっぱいになっていると思うので、今後は患者さんだけではなく患者さんにとって大切な人やご家族も一緒に看ていける看護師になりたいです。

仕事風景
渡邉さんのお仕事拝見!
タブレットによる家族面会の様子。先輩と一緒に患者さんを受け持ち、
助言を受けながら知識や技術を身につけていくことができます。

先輩と多くの困難な壁を乗り越えて
2年目看護師としてさらなる飛躍を

――最後に先輩たちへ感謝のメッセージと今後の目標を教えてください――
竹内さん
どうしても自分のこととなると、できなかったところやマイナスな面ばかりが気になって落ち込んでしまうのですが、ペアになった先輩やチューターは、私が今出来ていることに対して目を向けて、気づきを与えてくれます。少しずつ自分の看護に自信が持てるようになってきたのは、先輩たちのおかげだと思うので、とても感謝しています。これからも先輩たちの背中を追ってがんばっていきたいです。
渡邉さん
これまで、先輩方が丁寧に指導してくれた環境の中で自分たちは育っているので、これから入職してくる後輩に対しても同じように接していきたいと思います。1年目は不安なことがたくさんあると思いますし、少しでもできるようになったことを先輩に見つけてもらえると嬉しくなるので、後輩のいいところに目を向けてどんどんプラスのフィードバックをしていきたいと思います。
吉田さん
落ち込んでいる後輩がいたら、そばにいて話を聞いてあげられるような先輩になりたいです。技術面ではまだまだですし、今でも苦労していますが、技術の底上げをしつつ、後輩の面倒も見る事ができる余裕が生まれればいいなと思います。

仕事風景
吉田さんのお仕事拝見!
人工呼吸器の装着準備。緊張の連続ですが、
チューターをはじめ先輩たちに支えてもらっているので、毎日が充実しています。
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