先輩たちのまなざしが成長をあとおし
上尾中央医科グループ(AMG)の
グループ病院が支える若手看護師の未来
上尾中央医科グループ

先輩たちのまなざしが成長をあとおし 上尾中央医科グループ(AMG)の グループ病院が支える若手看護師の未来

経験の点をつなげる2年目の「他部署研修」

――「他部署研修」は2年目に実施されるのですね。

はぎわら
ジョブローテーションほど長期間ではありませんが、やはり2つの部署を選ぶことができます。

やまざき
私は「訪問看護」と「透析室」を希望しました。
透析室では、週3回通う患者さんの生活の工夫を一緒に考える先輩看護師の姿が印象的でした。決まったことをただ「こうしてください」と伝えるのとは違い、「どうすれば続けられるか」を患者さんと一緒に考える。その関わりに大切さを感じました。

対談の様子

ふちがみ
私は「手術室」と「訪問看護」を経験しました。
手術室では3件ほどの手術を見学し、挿管の介助や機械出しもさせてもらいました。病棟勤務では見ることのできない“治療の全体像”を理解できたのは大きかったです。訪問看護では、退院後の患者さんがどのように暮らしているかを知り、病棟での退院支援のヒントになりました。
他部署研修は、2年目になり「何ができて、どんな情報やスキルが足りないのか」がわかるようになった時期におこなうからこそ、意義を感じられる研修だと感じました。

対談の様子

はぎわら
ふちがみさんが言うとおり、職場に慣れてきた2年目は、患者さんの思いや背景に目を向けたアセスメント力を養う大切な時期です。研修先の患者ケアの特徴や他部署との連携を知ることで、切れ目ない看護の提供を考える機会になると考えています。
患者さん一人ひとりに寄り添い、心と身体の両面から支える包括的なケアが届けられるようになることを期待しています。

成長し「あなたでよかった」といわれる看護師に

――お二人が自分の成長を実感するのはどんなときですか。

やまざき
プリセプターとして後輩に指導するときです。自分も1年前は同じことで悩んでいたのに、今は教える立場になっている。後輩に「わかりやすかった」と言ってもらえると励みになります。

ふちがみ
患者さんから「ありがとう」と言われる瞬間です。骨折して動けなかった方が歩けるようになって退院していく姿を見ると、「この仕事をしていてよかった」と思います。

――教育担当者から見て、お二人の成長はいかがですか。

はぎわら
入職したばかりの頃は不安でいっぱいだった二人が、今では後輩を支える側になっています。これは制度や研修だけでなく、病棟全体で育てようという風土があるからこそ。看護師を続けていくうえで「自分は独りじゃない」と思える雰囲気はとても大切だと思っています。

業務の様子

――ありがとうございます。では、最後に今後の目標を教えてください。

ふちがみ
急性期での経験をもっと積んで、チームに欠かせない存在になりたいです。将来的には訪問看護にも挑戦したいと思っています。

やまざき
後輩や患者さんから「あなたでよかった」と思ってもらえる看護師になりたいです。急性期の現場は忙しいですが、回復していく過程を支えられるのは大きなやりがいです。

はぎわら
船橋総合病院は、幅広い視点を持てる看護師を育てたいと考えています。技術だけでなく心の成長も支え、患者さんの人生に寄り添える看護師を一人でも多く育てていきたいですね。

船橋総合病院
船橋総合病院(上尾中央医科グループ)
〒273-0864 千葉県船橋市北本町1-13-1
TEL 0570-07-2784
URL https://www.fgh-carrot.com/

地域に密着した総合病院として、急性期から在宅まで切れ目のない医療を提供。新入職看護師に限らず、2年目以降も視野と経験値を広げるさまざまな研修や機会を設けています。体系的に組織された教育委員会のもとで、キャリアラダーを基盤とした成長支援を実施。アットホームな良い環境のなかで、看護師一人ひとりの“なりたい姿”を大切に育てます。

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